新妻聖子追加公演に行く。 [音楽]
3月4日読売ホールの新妻聖子追加公演に行きました。
彼女が、ミュージカル「レ・ミゼラブル」に出演しているときからのファンですが、
今までなかなかコンサートに足を運ぶことができませんでした。
伸びのある声とつややかな響きの歌声を生で聞くことができとても幸せなひと時でした。
それに加えて、なんといってもトークが面白く久しぶりに心から大きな声で笑いました。
彼女は、自然体で普通に話をしているのですが、私の笑いのツボにはまり、
コンサートでこんなに笑ったことがないほど楽しかったです。
もう少しトークに磨きがかかると女性版さだまさしさんに大化けするかもしれません。
大いに期待しています。
第9を聴きに行くので、CDで予習をする。 [音楽]
土曜日にベートーベンの第9の演奏会のチケットをもらいました。
30年も前に1度第9のコンサートに行ったきり聴きに行っていません。
日頃あまりクラシックのなじんでいないので、TSUTAYAでBRUNO WALTER
指揮コロンビア交響楽団のCDを借りて聴いて耳になじませています。
娘にコンサートに行く前には演奏される曲を一度聴いていくと
いいと言われあらかじめ予習をする羽目になりました。
予習のおかげで楽しめるといいと思います。
東劇でオペラ「セビリアの理髪師」を観る。 [音楽]
昨日は、東劇に行きオペラ「セビリアの理髪師」を観ました。
もちろん生の舞台ではなく、映像です。
音楽の授業でロッシーニ作曲の「セビリアの理髪師」の序曲を聞いたことのある人は、
多いと思います。
どんな話かというとイタリアを舞台にした一人の女性を巡る恋愛争奪劇です。
この戯曲はもし、オペラでなく、普通の劇として、上演しているなら
こんなにも長く人々が観賞し続けるとは思えない内容のものです。
ただ、この劇がオペラになり、音楽を加えることにより、
人々に愛される作品になっています。
私は、オペラを観るのは、4回目です。
生の舞台は、ご存じのようにチケット代が法外な値段で手が出ません。
今回のように映像化されるととても気安く観られていいです。
今回は、メトロポリタン劇場のオペラを映像化したものです。
東劇では、28日まで上演しています。
オペラになじみのない人には、お勧めです。
荘村清志&曽根裕子のコンサートに行く。 [音楽]
昨日は、渋谷区文化総合センター大和田に行き
荘村清志&曽根裕子の魅惑のサマーコンサートを聞きました。
荘村さんは、ギターリストとして日本だけでなく海外でも活躍していて
一度生の演奏を聴きたいと思っていました。
演奏曲目の一曲 「禁じられた遊び」を聴いたときに
今まで荘村さんは、何万回何十万回とこの曲を演奏し、
そのたびに心を込めて演奏してきたのかと思うと
心からの感動を覚えました。
曽根裕子さんのことは、今回の演奏会で初めて知りました。
シンフォニック・キーボードというエレクトーンとキーボードの
機能を一緒にした楽器で説明によると1万種類の音を作り出すことができる
楽器です。
彼女の演奏の圧巻は、津軽じょんがら節でした。
太鼓の音 尺八の音 琴の音 三味線の音を彼女はこの楽器から作り出し、
目をつぶって聞くと電子楽器一台で演奏しているとは思えない見事な演奏でした。
二人のデュオの演奏の中では、ギターのメロディーにキーボードが伴奏をつけ
アコーディオンに似た音色をキーボードが作り、まさにラテンのバンドの演奏を聴くようでした。
昨日は、とても素晴らしい午後のひと時を過ごしました。
12人ののヴァイオリニストのコンサートに行く。 [音楽]
先月28日には、高嶋ちさ子さんがプロジュースして活動している
【12人のヴァイオリニスト】のコンサートに行きました。
舞台に登場した彼女たちの衣装の華やかさは、目を引くものでした。
一人ひとり自分の好きな色の衣装を着て、ヴァイオリンを演奏する姿は、
クラシック音楽の雰囲気とは、まったく違ってリラックスしたものでした。
特に司会者は、いないコンサートでメンバーが順番に曲紹介をしてくれました。
コンサートは、FM東京で長い間放送していた「城達也さんのジェットストリーム」で
流れていた曲を中心にクラシックの名曲を交えながら演奏されました。
ゲストに韓国人のバリトン歌手が登場し、ニューヨークでも活躍するオペラ歌手だけあって、
本当に迫力のある歌声に会場中感動の渦になりました。
休憩のときにロビーでCDが販売されていました。
何枚か並べてあるので、担当の方に今日のコンサートの曲が収録されているのは、
どのCDかを尋ねていると隣の男性が「毎回コンサートにくるけれどメンバーが
よく変わるよね」と担当者に話していました。
12人もいるとお目当ての人が、見つかる可能性が多いためか
コンサートのお客は、男性と女性が半分半分くらいで
いわゆる追っかけの人がいるグループなのかと思いました。
小林桂のコンサートに行く。 [音楽]
金曜日は、ジャズシンガーの小林 桂さんのコンサートに行きました。
彼を知ったのは、8年以上前です。
東芝EMIでリリースしたクリスマスソングのアルバムを聴いて以来
ずーとライブに行きたいと願っていました。
ジャケットの写真の彼とは、違い、実物の彼は、すこし、大人の男性の風貌に変わっていました。
父小林洋氏のピアノとのコラボは、素晴らしく期待以上の出来で
とても満足しました。
特にリズム楽器を使わずにピアノ伴奏だけでジャズを歌うとは、
どれほどの練習量をこなしたのかと想像できないほどです。
彼は、音楽一家に生まれ、彼が生まれた時には、すでにこの世にいない母方の祖父に
影響を受けて、古い映画や音楽に対しての愛着があり、30代の彼の歌の幅広さを
作っているのだと感じました。
筒美京平さんの番組を見る [音楽]
昨晩NHKで筒美京平さんの特集を放送していました。
まさに私の青春時代の音楽を作曲した人です。
あまり、今までお顔を拝見したことがなく、年齢を重ねた風貌と若い頃の
お顔が重なりませんでした。
一番びっくりしたのは、アニメのサザエさんの主題歌も彼の作曲した曲だということでした。
彼は、インタビューに答えて、「自分が一番残念なのは、歌がうまく歌えないことだ」と
話していました。でも、彼が自分で歌えなかったからこそあれだけの多くの
ヒット曲を世に送り出すことができたのだと思います。
世のなかで活躍している多くのシンガーソングライターの人は、
自分が歌いやすいように曲を作るので、どうしても似たような曲になり、
メロディーを聴いただけで誰の作曲した曲かすぐにわかります。
それに反して、筒美さんの曲は、歌い手の個性を十分に発揮させ
さらにヒットするメロディーを時代の流れを先読みしながら、
作っています。
いま、聞いてもどれも色あせることなく、口ずさむことができる曲です。
昭和の時代に生まれ、青春時代を送った私の世代は、
音楽に関しては、本当に幸せな時代を送ったのだとしみじみ思いました。
千住真理子ヴァイオリンリサイタルに行く。 [音楽]
昨日は、東京オペラシティーコンサートホールで
千住真理子さんのコンサートに行きました。
このコンサートは、ジャパンアーツが企画したアフタヌーン・コンサートの第1回目の
コンサートで「春を奏でる」というタイトルでした。
彼女のヴァイオリンは、有名なストラビバリウスです。
私は、すばらしい楽器の音色を始めて生で聞くことができました。
「月の光」を奏でたときの音色は、たえなる調べで消え入るような
繊細さで音がかすかに響き目を閉じると夜空から地上に降り注ぐ
月の光をイメージすることができました。
クラシックの演奏会は、黙って聞き入る必要がありますが、
昨日の演奏会は、人気のあるヴァイオリンの小品が中心で、
1曲1曲千住さんが解説をしてくださり、
作品や、作曲者に対する理解をすることができてとてもよかったです。
中高年にとっては、価格も適当でさらに時間帯もよく、
他の演奏会もこのような形で開いてくださると
気楽に足を運ぶことができると思いました。
東京・春・音楽祭 アルゼンチンタンゴの夕べに行く。 [音楽]
昨晩は、東京文化会館小ホールにいきました。
東京・春・音楽祭 東京オペラの森2011 アルゼンチン・タンゴの夕べ
~哀愁漂うタンゴの名曲を集めて~と題するコンサートです。
演奏したのは、小松真知子&タンゴクリスタルの面々です。
小松真知子さんは、バンドネオン走者小松亮太さんのお母さんです。
このチケットは、兄からもらったので、予備知識が、全くなく行きました。
タンゴは、アルゼンチンとコンチネンタルの2週類があるくらいしか知りませんし、
日ごろよく聞くジャンルではありません。
震災の記憶が生々しく残り、原発事故の不安を抱えてまま
毎日生活しているわたしにとっては、ひと時でも不安を忘れさせてくれた
すばらしい演奏でした。
特に感動したのは、「荒城の月」です。
この曲をいままで何度耳にし、口ずさんだか記憶にないほど
心に残っているメロディーです。
昨日の荒城の月は、あまりにも切々として、暗黒の闇の中で
不安を抱えている被災者の想いが、頭をよぎりました。
震災後少しずつ展覧会に出かけたり、
映画を観たり、本を読んだりと日々の暮らしを取り戻しつつありますが、
昨日のコンサートは、本当に心が救われる思いでした。
人にもよりますが、音楽は、人間の気持ちに一番寄り添い癒してくれる
物であると実感しました。
あまり、無駄なものを買わないわたしですが、昨日は、コンサート会場で
荒城の月が収録されているCDを買いました。
被災地の人々にも近い将来にミュージシャンの人々が、
慰問に訪れ、人々にひと時の安らぎをもたらしてくれることを願っています。
TOKYO FM 40th Anniversary JET STREAM コンサートに行く [音楽]
学生のころ 城 達也さんのナレーションのこの番組をよく聞いていました。
今は、俳優の大沢 たかおさんがナレーションをしていることも
今日のコンサートで知りました。
新聞広告でコンサートを知り 懐かしくなって、チケットを買いました。
コンサートは、番組の冒頭で流れる音楽に載せて、おなじみのせりふから始まりました。
構成は、音楽でめぐる世界一周です。
最近少し疲れているので、溝口 肇さんのチェロの響きに癒されました。
大好きな寺井尚子さんのバイオリンとアコーディオンのcobaさんのコラボは、
とても聴き応えがありましたが、今日の私には、少し刺激が強すぎました。
音楽は、聴く人の精神状態や体調に反応することを実感しました。